工務店×電気業者(株式譲渡)
ゼロから作り上げた会社を預ける。その決意は一人では決められないほどに頭を悩ませるものでした。
譲渡企業
業種:電気工事
エリア:埼玉県
売上:1億円
譲渡理由:後継者不在
譲受企業
業種:工務店
エリア:関東
売上:20億円
譲受理由:電気工事業務の内製化
第三者に会社を託すという決断
社長自らがゼロから作り上げた会社には、ついてきてくれた従業員や長年お世話になった取引先がいました。
後継者不在のまま、募る不安と闘いながら必死に会社の行末を悩んだ社長に残されていたのは、「会社を託す」ということでした。
会社内での承継という手段もなかなか上手くいかないと考えていた矢先に、
事業の承継の手段としてM&Aという方法があることを一通のダイレクトメッセージで知りました。
その後待っていたのは更なる事業展開を望む工務店との出会いです。
自社での住宅建築にあたる工事を自社で一貫させたかった譲受企業にとって、関東エリアでの安定した電気工事技術がある企業は最良の相手でした。